2020/11/17

市内の小学校で稲刈りが行われました

三浦市立剣崎小学校5年生の児童12人は10月30日、三浦半島では近年見られなくなっている稲刈りを校内で行いました。
校内の一角にある現在使用していないうさぎ小屋に泥を入れて水田をつくり、JA神奈川県中央会の職員からもらった「はるみ」の苗を植え、バケツ稲と共に栽培しました。
新型コロナウイルスによる緊急事態宣言が解除され、6月から学校が再開してから田植えを行い、児童たちは自分たちで水の管理や休み時間などに経過を観察しました。
稲刈り当日の授業ではまず、鎌の使い方と収穫方法を学び、密にならないように2グループに分かれて収穫を行いました。黄金色のもみがついた稲穂を取り残さないように丁寧に稲を刈りました。
5年生担当教諭は「例年なら作ったお米は児童たちが学校で調理して食べるが、今年は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から調理実習ができない。今後精米したお米をどうするか検討している」と話しました。これから児童たちは収穫した稲を観察し、県内の精米設備がある場所へ送り、精米する予定です。

稲刈り.JPG