2022/04/20

朝採り本春キャベツ 札幌でPRイベント販売

三浦市農協は3月25日と26日に日本航空(JAL)と協力し、イオン北海道や札幌市内に展開する東光ストアにて当日の朝に採れた「本春(ほんぱる)キャベツ」を消費者へ直接PRするイベント販売を行いました。
三浦市で早朝に収穫されたばかりの本春キャベツをJAL便にて空輸することで、当日午後には札幌市内のスーパーにて即日販売されます。北海道の消費者へ鮮度の良い本春キャベツを店頭に立ち対面で販売しました。
北海道へ農産物を出荷する場合、販売されるまでに早くても収穫後3日経過するため、鮮度を維持したまま販路の拡大が難しいことが現状でした。JALグループでは地域の魅力ある一次産品や特産品の販路拡大、流通を支援する取り組み「JALふるさとプロジェクト」を行っており、今回プロジェクトの一環として神奈川県にゆかりのあるJALグループ社員と意見交換を重ね、冬場に葉物野菜が減る北海道で、新鮮な本春キャベツの販売を実現させました。
朝5時に三浦市を出発し、午後1時半にはスーパーに並びます。飛行機貨物内は15℃~20℃に温度管理され鮮度の良い状態で、効率よく運搬がされます。同社の工藤朋子企画制作グループ長は「コロナ禍において利用客が減っているJALグループ、販路を拡大したい三浦市農協と鮮度抜群の本春キャベツを食べることができる北海道の消費者、全員にとってWIN-WIN-WINなプロジェクトだ」と実現を喜びました。
「本春キャベツ」の空輸は3月18日よりスタートしており、イオン北海道の2店舗、東光ストアの3店舗、合計5店舗で「今朝採れ空とぶ春キャベツ」として大々的に売り場を展開しています。イベント販売時にはJALの客室乗務員や整備士らが売り場に立ち、野菜ソムリエの資格を持つJAL職員考案のレシピを配布するなど来店客にPRしました。東光ストア大谷地店ではイベント期間中に搭乗アナウンスを模した店内案内が客室乗務員により放送され、店内を賑わせました。同社の佐藤貴紘青果バイヤーは「北海道では寒玉キャベツが主流だが、柔らかさが特徴のサワー系キャベツも道民に浸透してきている。空輸によって鮮度が保たれる本春キャベツのみずみずしさが商品価値を高め、お客様だけでなく、社内からの評判も良い」と話しました。
本春キャベツの空輸プロジェクトは4月22日まで月曜と金曜の週2回販売される予定です。

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